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日本と世界

日本と世界の原子力発電に関するトピックを扱っているページです。世界と比較して日本はどのような点が異なっているのか、また原子力発電の世界シェア・割合はどの程度なのか、などといったテーマを取り扱っています。

原子力発電を活用しているのは日本だけではありません。また、世界的にも推進と廃止の両方の流れが起きています。日本と世界の原子力発電についてご興味お有りの方は、ぜひ何かの参考にして頂ければと思います。

日本の原子力発電

日本では2010年時点で約23%を原子力発電でまかなっていますが、最初は1966年に東海発電所(東海原発)ができたのが始まりです。3年前の1963年から同地で実験や研究が行われており、1966年に商用原子力発電所としてスタートしました。

現在は「沸騰水型軽水炉(BWR)」と「加圧水型軽水炉(PWR)」という2種類の軽水炉が主流となっていますが、東海発電所ではイギリス製の黒鉛減速炭酸ガス冷却型原子炉(GCR)が採用されました。なお、東海発電所は既に運転を停止しており、今後原子炉を解体する作業に移っていきます。

福島第一原子力発電所事故

2011年の東日本大震災に起因して発生した日本最大・世界規模の原子力発電所の事故です。放射性物質が大量に放出され、福島県のみならず関東エリアにも多大な影響を及ぼしました。国際原子力事象評価尺度で最も高い事故レベルである「レベル7」に定められています。

世界の原子力発電

全世界見ると400以上もの原子炉が稼働されています。また、現在も新設が進められているものも少なくありません。世界で最も多くの原子力発電所を持っているのはアメリカで、次いでフランス・日本・ロシアと続きます。

アメリカ・日本・ロシアは原子力発電の割合が総発電量の15%~25%ほどですが、フランスはなんと75%以上にもなります。現在世界には原発推進の国と反対の国がありますので、簡単にまとめてみました。もちろん国民ひとりひとりの意見は異なると思いますが、国としてどちらに向いているのかご紹介します。

原子力推進の国

エネルギー政策「国際原子力パートナーシップ」に参加している国、もしくは参加を表明している国が主に該当します。前述の日本・アメリカ・フランス・ロシアの他、アジアでは中国や韓国、欧米ではカナダやイギリス・ブルガリア・オーストラリアなどが挙げられます。

なお、日本に関しては「国際原子力パートナーシップ」に参加していますが、政府の新エネルギー政策では2030年代に原発ゼロを目指すと打ち出されているため、推進の国というよりは廃止の国に含まれるかと思います。

原子力廃止の国

廃止の方向に最も進んでいるのはドイツです。現時点で既に17あるうちの7つを廃止していて、2022年までには17全てを廃止すると発表しています。スイスも2034年までに全ての原発を廃止すると決めています。イタリア・スウェーデンも廃止の方向に進んでる国です。