日本と世界の水力発電の比較

日本と世界の水力発電に関するトピックを扱っているページです。世界と比較して日本はどのような点が異なっているのか、また水力発電の世界シェア・割合はどの程度なのか、などといったテーマを取り扱っています。意外と活用している国もあれば、全くといっていいほど活用されていない国もあります。

日本の水力発電

明治時代から活用されている歴史の長い水力発電は、1960年代の高度経済成長期に入るまで、日本における発電の主流でした。

今でこそ火力発電が水力発電を圧倒するほどのシェアを誇っていますが、当時は「水主火従」と言われ、水力発電がメインでした。ちなみに当時作られた仙台の三居沢発電所や京都の蹴上発電所などは、今でも水力発電を行っています。

大規模な水力発電に適した場所ではほとんど建設が完了しているため、これからは中小規模の水力発電所の建設が中心になります。

火力発電や原子力発電のように莫大な電力を生み出すことはできませんが、再生可能エネルギーかつクリーンエネルギーである水力は、これからも一定以上の割合で活用され続けて行くであろうことは間違いありません。

世界の水力発電

世界で最初に水力発電が行われたのは1878年です。イギリスで行われました。世界的に見ても日本と流れは同じで最初は水力発電が中心でしたが、その後は火力発電に主役の座を奪われるという形です。現在では世界の総発電量の約15%が水力発電によって生み出されています。

国別に見ていくと水力発電の割合が比較的高いのは、中国・フランス・イタリアの3ヶ国です。それぞれ国内総発電量の10%前後を占めています。日本では約7%ですが日本も世界的に見ると高い水準にあります。大国アメリカは約6%ほどです。逆に極めて割合が低いのはイギリスと韓国です。ともに1%ほどです。

日本では同じクリーンエネルギーである太陽光発電風力発電地熱発電などに注目が集まっていますが、世界的には発展途上国を中心に大量の未開発水力地点があるといわれていて、急ピッチで水力発電所の建設を進めている国も多くなっています。

これから発展途上国の国々が経済発展を遂げていく過程で、今よりもはるかに多くの電気需要が発生するのは間違いありませんので、それらの国々では水力発電による電力供給の割合も増加するのではないかと思います。また、そこで作った電気を蓄えることができる大型の蓄電池の開発も重要となるでしょう。

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